14年ぶりダイエット日記

アラフィフのダイエット再挑戦

ダイエット及びブログの方針変換

みなさん、お久しぶりです。

また1週間ほど、ブログをサボってしまいました。

 

カロリー計算もさぼって、

食事内容は、ダイエット以前とさほど変わらなくなっていました。

 

なぜ、今、このダイエットの危機に陥っているのか。

 

それは、目標が高すぎるからではないかと、いろいろ考えて思うようになりました。

 

毎日毎日 カロリーを1500kca内に抑え、

食べた料理を写真を撮ってアップする。

 

この行為が、自分にとって負担過ぎるようなのです。

ダイエットを続けていくには、もう少し負荷を減らして、

まず「続けられる」ことを目標にしなければと思いました。

 

「続ける」ことさえできれば、全くダイエットをやめて元の爆食生活に戻って

リバウンドするよりもずっといいはずです。

体重は、82kg台で、しばらく現状維持でもいいと思います。

 

現状維持でも、リバウンドよりはずっといいし、尊いことだと思うように

なりました。

 

それで、このブログも続けられるように、

これからは、

写真のアップをやめます。

そして、

日々の体重と、総摂取カロリーだけを、

淡々と記録していこうと思います。

 

そして、1500カロリーはどうしてもお腹がすくので、

1700~2000kcalの範囲を目標にします。

 

このように思ったのは、今日英語の勉強をしていて、

TED talkで、この話を聞いたからです。

 

www.ted.com

 

話のタイトルは、

新しい習慣を身に着ける魔法の1分間

 

この人はコロナ禍で、ランニングの習慣をつけようとして、

入念な計画をたてて、壮大な目標に挑もうとしていましたが、

挫折してしまいました。

 

目標を見直して、1日1分、毎日走る、と言うことを自分に課すことに

したところ、だんだんと走ることが習慣化して、最終的に

毎日きちんと走ることができるようになったという経験を話していました。

 

「半端にやるくらいなら、やめてしまえ」という考え方が

最初はしみついていたけど、

「まったくやらないよりは、わずかでもやった方がいい」

という考え方に切り替えたそうです。

 

人間のモチベーションというものに対して、このように言っています。

「やろうとしていることが難しいほど より強いモチベーションが 必要になります お気づきと思いますが モチベーションというのは いつでも奮い起こせるものではありません 好むと好まざるとにかかわらず モチベーションはやってきては 去っていきます モチベーションが落ちると 多くの研究が示しているのは 人間は最小努力の法則に 従うということ つまり 楽な方に流れる ということです 」

 

このモチベーションに関する現実と、きちんと向き合わなければ

ならないということですね。

 

それで、この不安定な「モチベーション」の力に頼るよりも、

習慣の力を発揮させるために、小さな習慣からはじめよ、と言うことだそうです。

 

これは本当にそうだよな…と、目からうろこが落ちまくりました。

自分の性格は、完璧主義で、白黒思考で、

"All or Nothing”的な考え方が根づいています。

 

情熱に燃えていてモチベーションが大きなときは、ある程度のことを

成し遂げることができるんですが、

モチベーションの危機になると、とたんにすべてをやめてしまうという、

悪い性質があります。

 

もう、こういう生き方はやめようかなと思います。

結局 "All or Nothing"でやめてしまうよりも、

細々とでも物事を続ける方が、最終的に多くのことを成し遂げることができます。

 

この観点から、自分の今の生活をいろいろと見直してみようかなと

思っています。

 

まったくやらないよりはいい

 

いい言葉ですね!

 

(最後にこのビデオの話の日本語訳のトランスクリプトを掲載しておきます)

 

皆さんはどうか知りませんが 2020年3月に自宅待機命令が出た時 私はすごく張り切っていました 「忙しくないことを歓迎し この家にいる時間で幸せの習慣を 身につけましょう」と書きました 今から思うと滑稽です コロナ以前の習慣は 速やかに崩れ去りました ときには晩御飯の段になって初めて シャワーを浴びていなければ 着替えてもおらず 歯さえ磨いてないことに 気づく始末でした 科学に基づいた 効果的な習慣形成法を 長年 指導してきたにもかかわらず 自分で上手くできずにいました 本当のことを言うと はじめの何ヶ月かは 自分で自分の最善のアドバイスを ある意味拒んでいました

 

00:55

壮大な目標を立てるのが 好きなためです 小さな良い習慣を 身に付けるというのは 遠大な華々しい目標と比べ 張り合いに欠けます

 

01:10

例えば運動です コロナが流行し出した時 私は楽観的に ジョギングの習慣は 簡単に取り戻せると思っていました 目標とするハーフマラソンを選び 1週間くらいかけて すごく詳細なトレーニング計画を 綿密に立てましたが その野心的なスケジュールは ほんの2、3週間しか続きませんでした 入念な計画と準備が 結局は運動しそこなうことに つながりました 運動とそれによる健康の大切さは これ以上ないくらい はっきり感じていたにもかかわらず 運動をサボりました

 

01:54

良いと思うことをやり遂げたり 運動のような 新たな習慣を身につけたり どんな形であれ 行動を変える能力というのは そうしようと思う理由や そうすべきという確信の強さに 依存していないばかりか その行動がもたらす 恩恵についての理解や 意思力の強さにさえ依存せず 大事なのは望ましい行動における無様さを 受け入れられるかどうかなんです 私は無様なのが嫌いです 半端にやるくらいなら やめてしまえという方です 私は優れていることを望み 無様であることを 受け入れたくなかったため 運動するのをやめました

 

02:44

 

footnote

footnote

無様なことを受け入れる 必要がある理由は 優れた行動のためには 努力とモチベーションとが 比例している必要があるためです やろうとしていることが難しいほど より強いモチベーションが 必要になります お気づきと思いますが モチベーションというのは いつでも奮い起こせるものではありません 好むと好まざるとにかかわらず モチベーションはやってきては 去っていきます モチベーションが落ちると 多くの研究が示しているのは 人間は最小努力の法則に 従うということ つまり 楽な方に流れる ということです 新たな習慣を身に付けるには 多くの努力が必要になります 変えるというのは難しいものです 運動の習慣を身に付けるには 生半可にやることを許容する 必要があったのです アスリートになろうとするのは やめる必要がありました

 

03:45

運動を再開した時 1度に1分間だけ 走ることにしました 毎朝 歯を磨いたら 寝巻きから着替えて 外に出て 1分間だけ走るんです この頃では普通 15〜20分 走っていますが やる気が出ない時や 時間のない時には 今も1分だけ走るというのを やっています こんな最小限の努力でも 何もしないよりはずっといいんです

 

04:17

お分かりでしょう 皆さんも何か改善しようとして 失敗したことがあるのでは? 使うプラスチックを減らそうとか もっと瞑想をしたいとか 強い差別反対の立場を取ろうとか 本を書きたいとか 葉野菜をもっと食べなきゃと 思っているかもしれません 良い知らせがあります それは今すぐ始められる ということです 上手くやろうと思うのを やめさえすればいいんです 壮大な計画は とりあえず捨てましょう 壮大な計画は とりあえず捨てましょう 何もしないよりはマシという程度の 些細なことが 何かできないか 考える必要があります

 

05:05

ちょっと自問してみてください ずっとやりたいと思っていたことを 容易化して ほとんど考えることなしに毎日できることへ どうやったら変えられるか? 昼御飯に サンドイッチに挟んだ レタス1枚食べるとか 1分間 外を散歩するとか— もっと増やせるので心配しないで 何もしないよりはマシなことというのは 究極の目標ではありません 何事も思ったように ならない時であっても やれるくらいに 簡単なことは何か? 最終的にもっとすごいことを やりたいのだとしても 人間であれば誰しも 疲れていたり ストレスを感じたり 気が散ったりして やろうと思うことができない時や そうあろうと思う者でいられない時が あるものです そういう時には やらないよりはマシなことが 大胆な行動になるのです 1分間の瞑想でも リラックスし 落ち着くことができます レタスの葉1枚にだって 食物繊維やいろんな栄養素が 入っています 1分間の散歩でも 外に出て体を動かすことになり それは本当に必要なことです

 

06:20

やらないよりはマシな行動を 何か1つやってみて どうなるか見てみてください 目指すのは 高い成果ではなく 繰り返すことです やろうと思うことについて イマイチでもいいから 毎日やってください 一歩だけでいいので 毎日続けることです

 

06:44

やらないよりはマシな習慣が 何もしないのより 良く思えないなら 何か始めようという時は 第一歩を踏み出すのが一番難しいということを 思い出してください 始めることによって 頭の中に新しい習慣のための 神経回路ができて その後もっと大きなことができるようになる 可能性が高まるのです

 

07:10

 

footnote

footnote

なぜでしょう? 習慣のための回路が 頭の中に出来上がると 考えることなしに できるようになり 意思力や努力が 不要になるからです やらないよりマシな習慣は 容易に繰り返し実行でき やがて自動運転になります やる気の出ない時や 疲れている時 時間のない時でも やれるからです ひとたび自動運転になったら しめたものです 習慣が自然に成長し始めます

 

07:52

1分だけ走るというのを始めて 数日すると もっと走り続けたいと 感じるようになりました もっと運動すべきだと 思うからではなく ご近所さんに良い格好を したいからでもなく 走り止めるより 走り続ける方が 自然に感じられたからです

 

08:14

誘惑があるのは 私自身よく分かります 特に向上心の強い人というのは 皆さん そうだと思いますが やらないよりマシな習慣という 以上のことを やりたくなるものです 注意しておきますが 野心的でないことは やりたくなくなったなら 全てが無に帰する危険があります 結局やろうと思ったことをせずに スマホをいじっていたり ソファに収まって TikTokNetflixを 際限なく見続けることになるでしょう 「もっとすべき」と思うときには 困難や強制や葛藤を 持ち込むことになり 簡単で楽しいものになる可能性を 排除してしまうことになります そうすると より強いモチベーションが 必要になって モチベーションがなければ 失敗することになります

 

09:24

幸い やらないよりはマシな習慣は 奮い起こせるかわからない モチベーションには依存しません エネルギーに溢れている必要もなく 上手くできる必要もありません 全然野心的でない やらないよりは ほんのちょっとマシということを やる気さえあれば良いのです 少しでも抵抗があるなら もっと頑張ろうとしないこと

 

10:00

ありがたいことに 何ヶ月かの格闘の末 私はランナーになれました 無様であることを自分に許すことで そうなったのです アスリートとは呼べないし ハーフマラソンに出る予定も ありませんが ずっと続けています ダライ・ラマの言葉を借りるなら 目標とすべきなのは 他の人より優れた者になることではなく 以前の自分より優れた者に なることであり その点はできています

 

10:30

大いなる計画や大望を捨てて 第一歩を踏み出すなら 変化が起こります 逆説的ですが 大いなる計画や大望が 本当に生まれるのは この小さな変化からなのです

 

10:50